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| ■視線が合いにくい子どもへの応用■(2002年7月8日) |
| 今回は、なかなか目が合わない子どもに対して、これまでに紹介してきたくすぐり遊びを役立てる方法を紹介します。発達障害をもつ子どもの場合、幼児期に視線が合いにくかったと養育者から報告を聞くことがあります。視線を合わせることも行動ですから、それならばこれはそれほど難しい問題ではありません。まずは、これまでに述べてきたように、子どもにとってくすぐり遊びが楽しいやりとりでなければなりません。具体的には、前回紹介した程度、つまり子どもからくすぐり握手を求めて手を伸ばしてくるようにしておく必要があります。今までは、子どもから手を伸ばしてきたらすぐにくすぐりを与えていました。視線を合わせるためには、今までくすぐりを与えていたポイントでくすぐりを与えずに完全に動きを止めるのです。たとえば、今までなら「階段のぼって、コチョコチョコチョ…」とやっていたのを、「階段のぼって」で一時停止するわけです。この一時停止状態で、子どもが大人の顔や目を見るまで数秒から数十秒ほど待ちます。この一時停止中、子どもが大人の顔を見たり目が合ったりしたら、0.5秒から1.0秒以内に一時停止を解除して即座に「コチョコチョコチョ…」とやるのです。これを上手く繰り返しましょう。念のため、繰り返しておきますがこの手続きが奏功するためには、子どもにとってすでにくすぐり遊びが楽しいやりとりになっていることが前提になります。楽しい雰囲気でアイコンタクトが成立するよう心がけてください。 |
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